4月28日、Y主任ケアマネの主催で事業所内事例検討会を行いました。今回はS主任ケアマネが事例提供者となり「金銭管理困難な方の支援方法」をテーマに開催致しました。
主催のY主任ケアマネがファシリテーターを務め、本人の人物像や人となりに注目し、それを引き出すような質問や意見に焦点を当て、活発な質問や意見交換が行われました。
通信販売にお金を使ってしまい、入院費や必要な介護サービスの支払いが滞ってしまうという点は今後も続いていく課題ですが、本人の性格や周りの支援に着目し、本人がどんなふうに暮らしたいのかということが見えてきたように思います。
何にお金を使いたいか、生活の中で何が大切かという価値観は人それぞれで、ケアマネとも本人とも価値観は違いますが、ケアマネジャーがどんな風にかかわれるのかを考える機会となりました。
タイムキーパー、書記担当の協力もあり1時間で、今後の支援のポイントや掘り下げたい事柄など、多くの気づきのある時間となりました。
困難事例や、うまく展開できた事例のノウハウを可視化、言語化して共有し、それぞれ個々の支援に生かすことを目的に、第2回目の開催も予定しております。
事業所にはホワイトボードがなく、段ボールと模造紙で手作りの板書を用意しました。
しえんて関内は現在主任ケアマネが5名在籍しており、経験の浅いケアマネジャーも相談しながら業務にあたっています。